9月末に実家のある山口県に帰省していました。
その時に秋吉台と萩をドライブした時の記録です。
単独行動ではないので寄り道は少なめ。
どうしても自分一人よりは機動力が落ちますねえ。
まあ,それはそれで楽しくもあるのですけれど。
久々に訪れる秋吉台。
三連休ということもあって結構人出がありました。
晩夏の日差しがちょっと暑いです。
遮蔽物がないだけに余計に堪えますね。
これは長者が森と呼ばれる小さな森。
かつてこのあたりを治めていた長者の屋敷跡と言われています。
小学生の頃,遠足でお弁当を食べた想い出の場所でもあります。
ちょっと郷愁に浸ってしまいますねえ。
秋吉台を後にして向かったのは日本海側の萩市。
小学校2年生から6年生までを過ごした地です。
あの頃の友人たちは元気にしているのかなあ。
久しぶりに訪れた市内はだいぶん変わっていましたね。
これは萩市にある明神池。
海水と淡水が混ざる為に鯉と鯛が共存する池です。
他にもエイやヒラメなんかもいます。
時折,ボラの跳ねる姿も見受けられました。
ちなみに周囲を飛び回る鳶には要注意。
不用意に手元に食べ物を持つと狙って急降下してきます。
明神池の傍でお昼ご飯。
地物の海産物は実に美味しゅうございました。
贔屓目ですが山口県の魚が一番美味しく感じます。
食べ慣れているということもあるのでしょうけれども。
明神池の北側に広がる日本海。
日本海はやはり自分にとって故郷を想わせますね。
瀬戸内海とも太平洋とも違った感慨があります。
沖に浮かぶ萩六島も鮮やかに見えていました。
世界最小の火山と呼ばれることもある笠山の火口。
標高112mのごく小さい山です。
周囲に広がる椿の原生林は花の季節に素晴らしい景色となります。
そんなわけで,幼き日の想い出を辿る旅に期せずしてなってしまいました。
特に萩は4年間過ごしたこともある思い入れの深い場所です。
きっと今なら城下町の風景も心底楽しめるのでしょう。
いずれまたゆっくりと訪れたいと思います。